考えるために、ブログを始めました。

建築業界からフリーター、ニートを経て、福祉業界に入りました。

理由は簡単、『若いだけで引く手数多』だったから。

そういった大した志もなく、ある意味期待も偏見もない状態で入職し、しかもリーマンショック後の建築業界を経験している僕にとっては、福祉の世界は驚きの連続でした。こんな世界もあるのか!と、感動に近いものを得たことを覚えています。更に言うと、知的障害者に対して抱いていたイメージと実際とのギャップが良い方向に裏切られ、彼らと関わることが、楽しい!と素直に思えたのでした。

しかし関わっていくと、僕が把握した彼らの現状と、社会の認識にズレがあるのだと気付きました。

例えば彼らと外にでると、電車に乗ると、明らさまに嫌な顔をしたり、避けようとしたりする人さえいます。

このズレが発生するのはなぜなんだろう。関われば面白いやつらだと分かるのに。

ここが僕の原点です。

以降、このズレを解消するため、つまり障害者を理解するためには何が必要なのが、日々考えるようになりました。

このブログで、障害者を理解するためには何が必要なのか、考えていければと思っています。

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「考えるとは、インプットからアウトプットに繋げる過程だ」

これはちきりんさんという方が書いた「自分のアタマで考えよう」という本に出てきた言葉です。


上記は考えるということの本質をよく表していると感じました。

経験や知識を頭に蓄積していくだけでは、考えたことにはならないんだとハッとしました。

今の自分は例えるなら、自転車の乗り方をググっただけで乗る練習はしていない、そんな状況だと気付いたのです。

インプットは今まで通り仕事や育児、勉強を通じて行うこととして、では、一番手軽に始めることのできるアウトプットは何か。

行き着いたのがブログでした。

ま、今時はTwitterFacebookでアウトプットしていくのでしょうけど、それだとただ情報が右から左へ流れていくだけに感じてしまいまして。

そんな訳で少し時代遅れ感?のあるブログを始めることにしたのでした。

少しづつ、自分の考えをまとめたいけたらと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう